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2011/12/13

三倉岳東壁

Tweet ThisSend to Facebook | by:スタッフS
昨日、三倉岳へ行ってきました。夕方広島市内で会議があるため帝釈峡はあきらめました。
三倉岳なら1時間で広島に戻れるのです。

昨日の三倉岳は日差しがなくて寒かったです。


東壁のアプローチは三倉のルートの中では近いほうです。
ルートはハゼの木クラックを目指しました。2Pで1P目が10bで50m。2P目は10aで45mです。キャメロット2セット必要と両さんのトポには書いてあります。
トポを見てこの顕著なクラックと思い取りつきました。
なんと掃除をした後がありました。こんなところを掃除するのは両さんしかいないなぁと思いながら登り始めました。(掃除はやっぱりそうでした。)
すると途中から掃除がしてありません。ルートは間違いないのにおかしいなぁと思いながら進みました。(結局このクラックはクリスマスのクラックでした。)


クラックはあまく緊張させられました。ゆっくりゆっくり進みました。手持ちのカムは減ってくるし、足はだるくなるしでずーっと緊張のしっぱなしでした。

どこまで続くのかなぁ。このクラック!

振り返ると、青白ハングや中の岳フランケがよく見えます。




CEROでは12を登るパートナーですが、クラックでは怖い怖いとわめきながらテンションかけまくりで登ってきました。


2P目はつるべで登りました。スラブです。ボルトが1本あるだけですごくランナウトしています。しびれます。セカンドでよかたぁ。


ラペル4回で取りつきに戻りました。ロープの架け替えには神経を使います。


ラペルポイントではセルフビレイを確実にとってからロープをセットします。取りつきに戻るとホッとしました。


ほんの2Pのルートでしたが10時前に取りつき、ラペルで戻ったのは3時になるところでした。
全身ぐったりでした。まぁ自分に実力がないだけですが。
とても魅力的なルートでした。
このほかにも三倉にはたくさん魅力的なルートがあります。
しかし、安易な気持ちでは取りつかないでください。私みたいに窮地に陥ることがあります。
でも力のあるクライマーの方はそんなことはありませんから。

みなさん、どうぞ三倉岳に登りに来てくださいね。もちろんCEROにもね。

21:34